【活動報告】令和6年度認知症予防講演会(令和6年度徳島県認知症対策普及・啓発推進月間イベント)

令和6年10月12日(土)10:00~11:40に、ふれあい健康館1階ホールにて「令和6年度 認知症予防講演会」を開催いたしました。本講演会は、令和6年度徳島県認知症対策普及・啓発月間イベントとして、認知症予防に関する正しい知識の普及と、具体的な運動の実践を通じて認知機能の向上を図ることを目的として実施しました。

前半の講演では、眉山病院の小河忠義先生を講師にお迎えし、「認知症を運動で予防する~4種類の運動にチャレンジして、認知機能を向上させよう~」をテーマにご講演いただきました。先生からは、認知症のメカニズムや、有酸素運動、コグニサイズ、スクエアステップ、ラダーといった4種類の運動が脳に与える効果について、わかりやすく解説いただきました。さらに各運動がどの認知機能に効果的に作用するのかを丁寧に説明頂き、参加者の多くがうなずいていました。

講演後の実技では、参加者を4つのグループに分けて、講師にご紹介いただいた4種類の運動を体験していただきました。各運動は、1~5の5段階でレベルが設定されており、参加者の皆様は、少しずつ難しくなる課題に四苦八苦しながらも、楽しみながら体を動かすことができました。運動後には、「とても良い運動になった」、「頭も体もスッキリした」など、多くのポジティブな感想が寄せられました。

今回の講演会には、33名の皆様にご参加いただきました。会場は、参加者の笑顔と笑い声で溢れ、活気あふれる会となりました。今後も、地域住民の皆様の健康増進に貢献できるよう、様々な健康に関するイベントを開催してまいりたいと考えております。