平成 29 年度日本理学療法士協会九州ブロック現職者講習会
次の災害に備える 次の災害に備える 次の災害に備える 次の災害に備える
― 平成 28 年熊本地震を受けて受援の実際と課題 ―
東日本大震災から 5 年が経過した平成 28 年 4 月 14 日、16 日に前震、本震と 2 度の震度 7 を記録した 「熊本地震」が発生しました。まさかの九州地方での地震発生に、あらためて、日本のどこにいても大き な地震が起こりうることを実感させられました。
熊本県理学療法士協会は、前震の翌日から会員の安否や施設の被災状況の確認を始めておりましたが、 本震発生により事務局も機能不全に陥りました。そのような中で、全国から大規模災害支援リハビリテー ション関連団体協議会(JRAT)を受けいれる体制も整えなくてはならなくなり、全てが初めての経験の 中で多くの混乱が生じ、限られた会員にかなりの負担を強いることになりました。
発災から約 1 年が経過し、多くの被災者は避難所から仮設住宅へ移り生活をされていますJRAT の活動内容も現在は熊本県復興リハビリテーションセンターへと引き継がれています。
来るべき災害に備えて、私たちは日頃からどのような準備が必要でしょうか?さまざまな災害に関する 研修が行われていますが「支援」に関する内容が多く占められています。
今回の研修会では熊本県理学療法士協会が熊本地震の経験から学んだ「受援」の実際と課題について、 地震後は避難所となっていた益城町交流情報センターを会場として開催致します。次の災害に備える参考 になれば幸いです。
記
日 時 : 平成 29 年 6 月 11 日(日)午前 9 時 30 分~12 時 45 分
場 所 : 益城町交流情報センター(ミナテラス)
〒861-2242 熊本県上益城郡益城町木山 236
対 象 : (公社)日本理学療法士協会会員、災害リハ支援関係職種
定 員 : 80 名(定員になり次第受付を締め切らせて頂きます。)
参加費 : 会員:無料、他職種:2,000 円、
*九州ブロック研修のため、九州ブロック外の会員は 2,000 円になります。
内 容 :
(1)シンポジウム 9 時 30 分~11 時 20 分
「次の災害に備える ―平成 28 年熊本地震を受けて受援の実際と課題―」
座長 北里 堅二(公益社団法人熊本県理学療法士協会 会長)
1) 熊本県理学療法士協会(非常時の事務局運営):20 分
坂崎 浩一(公益社団法人熊本県理学療法士協会 副会長)
2) 熊本 JRAT 事務局(本部機能の運営):20 分
三宮 克彦(熊本機能病院)
3) 熊本 JRAT(自治体、関係団体と連携した支援調整):20 分
河野 将光(山鹿温泉リハビリテーション病院)
4) 長崎 JRAT 事務局(熊本地震後の JRAT 組織強化):20 分
淡野 義長(長崎リハビリテーション病院) ディスカッション:30 分
(2)REHUG(大規模災害リハビリテーション支援チーム本部運営ゲーム)
11 時 30 分~12 時 40 分
1) グループワーク:40 分
2) 発表、総括:30 分
(3)質疑応答 12 時 40 分~
参加申し込み:下記メールアドレスに以下の要項をお送りください。
①氏名(ふりがな) ②勤務先 ③職種 ④会員番号(日本理学療法士協会会員の場合)
⑤災害リハ支援経験の有無(有る場合は活動地域、もしくは内容)
MAIL ADDRESS:kyushublock2017@gmail.com
締め切り:平成 29 年 5 月 20 日(日)
お問合せ: 上記アドレスにメールにてお願いします。
主 催 : (公社)日本理学療法士協会 九州ブロック
担 当 : (公社)熊本県理学療法士協会
*日本理学療法士協会新人教育プログラム
「C-5 地域リハビリテーション(生活環境支援含む)」1 単位
*日本理学療法士協会認定「生活環境支援理学療法専門分野」15 ポイント