徳島県理学療法士会 会長挨拶

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 令和5年4月に実施した徳島県理学療法士会の理事・監事選挙において21名の理事と2名の監事が立候補し、5月21日(日)に開催した総会において、すべての役員が承認されました。そして、その後に開催された理事会において私が引き続き会長に選任され、2023~2024年度の執行部体制を確立しました。

2023~2024年度の執行部体制

会長 鶯  春夫(徳島文理大学)
副会長 東田 武志(小松島病院)
副会長(学術局局長) 柳澤 幸夫(徳島文理大学)
副会長(社会局局長) 直江  貢(鳴門山上病院)
事務局長 向島  充(徳島医療福祉専門学校)
理事 池村  健(博愛記念病院)
上田 朋子(小松島病院)(新任)
後藤田 晶(吉野川医療センター)
近藤 慶承(徳島文理大学)
嶋田 悦尚(徳島赤十字病院)
高岡 克宜(橋本病院)
立石 広志(田岡病院)
田野 聡(橋本病院)
出口 純次(徳島医療福祉専門学校)(新任)
寺野 誠(三加茂田中病院)
仁木 半(徳島医療福祉専門学校)
平島 賢一(徳島文理大学)
廣瀬 良平(徳島文理大学)(新任)
松浦 康(専門学校 健祥会学園)
松本 裕美(伊月病院)(新任)
芳野 一也(徳島医療福祉専門学校)
監事 福池 映二(小川病院)
若松 正人(小松島病院)

 徳島県理学療法士会は昭和44年12月に僅か9名の会員で発足し、平成24年には一般社団法人の認証を、平成26年には公益社団法人の認証を受け、現在1,100名を超える団体となりました。令和元年度に設立50周年を迎えた本会は、当初より徳島県内における理学療法の普及・啓発を図るとともに、医療・保健・福祉の増進に寄与することを目的とする事業を行っています。
 私は平成26年度から県士会会長となり、公益社団法人取得後は公益事業の推進に力を入れてきました。平成27年度から地域医療介護総合確保基金を獲得したことにより、介護予防推進リーダーや地域包括ケア推進リーダーを育成し、「介護予防の充実及び地域リハビリテーション活動の推進に関する協定」を締結した11市町を中心に、地域包括ケアシステムの推進を支援してきました。最近では徳島県の「フレイル予防推進事業」に積極的に協力し、健康寿命の延伸に貢献しています。
 学術的な事業としては、徳島県理学療法士学会の他、徳島県臨床推論研修大会、理学療法士講習会、学術部研修会、新生涯学習システム前期研修、社会局勉強会などを充実させた他、令和元年度には第54回日本理学療法学術研修大会を、令和4年度には四国学会創立50周年記念事業及び第50回四国理学療法士学会を本会が担当し盛況に開催することができました。
 また、令和2年4月からは徳島県医師会館内に第二事務所を開設し、コロナ禍においてもオンラインで研修会等を開催できるシステムを構築しました。
 令和5年度からもこれらの事業をさらに発展させ、徳島県の理学療法士の知識や技術を高め、さらなる社会貢献を果たしたいと考えています。これからも「前向きにチャレンジ」していく本会に対して、変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 徳島県理学療法士会創立50周年宣言(2019年度)
「徳島県理学療法士会創立50周年にあたり、徳島県理学療法士会の会員は、すべての県民の健康と幸福感に責任を持ち、県民が疾病や障害に遭遇した時は、全力でその回復に努力することを誓います」

令和5年5月22日
公益社団法人 徳島県理学療法士会
会長 鶯  春夫